なぜあなたの企業にERPソリューションが必要なのか

erp solution

日々増え続ける管理業務に追われているだけになっていませんか?現状のままでは様々な顧客の要求に応えるのは困難だと感じていませんか?この記事では、上の例にあるような様々な課題を持った企業が、ERPソリューションによってどのように日常業務を効率良くできるのかを紹介していきます。 ビジネスが拡大するにつれて、さまざまな部門を管理する複雑さがより増していきます。 経理、製造、サプライチェーン、営業、マーケティング、人事などの一部で、いまだにExcel表計算ソフトが大活躍していますが、必ずしにも従来の表計算ソフトが最適なものではありません。実際には、従来の表計算ソフトよりもあなたのビジネスにもマッチしたソフトウェアがあります。 ERPとは? 「ERP」という言葉に馴染みがある方もいると思いますが、まずERP(エンタープライス・リソース・プランニング)ソフトウェアで何ができるかをここでは説明します。 様々な業務や経営データが一つの場所で見れるソフトを想像してみてください。もしERPというソリューションがあれば、様々な業務を合理化しでき、手間のかかるタスクを自動化し、会社が健全か、いまどんな業績であるかなど広範な情報必要な時に得ることができます。いまだ、複数のシステムを使いこなし、必要な時に正確な情報を得るのに苦労している企業がいらっしゃいます。一方、ERPでは各ソフトと業務データが統合され、これらを日々の企業活動で最大限活用できる環境を手にすることが可能です。 実際、ERPソリューションに投資した企業では、各部門や一部の業務ごとに異なるシステムを持たずにつ、会計、製造、サプライチェーン、販売、購買、倉庫などのさまざまな活動を1つの統合されたソフトウェアとデータベースにまとめることができています。ERPシステムは、様々なビジネスプロセスを自動化し、1つのシステム内で広範な情報と最適な内部管理を提供実現します。 なぜ今ERPは企業にとって重要なのか? ERPが重要な理由はいくつかはいくつかあります。現在各企業でリモートワークが増えていますが、クラウドベースのERPソリューションにより、チームメンバーは、セキュリティーを保ちながら、いつでも、どこでも、どのデバイスからでも重要な情報にアクセスし、それらを適切に管理することができます。リアルタイムで常にデータを見れるため、ユーザーは情報に基づいた判断、業務プロセスの最適化、市場や客先への迅速な対応が可能になります。さらに、部門を超えたシームレスなコラボレーション機能により、全員が同じ情報や見解を共有し、より良いコミュニケーションを育み、スムーズな社内調整が行えます。 では、次にERPがあなたのビジネスに適したソリューションかどうかを判断するにはどうすればよいのでしょうか。 ERPがあなたのビジネスに適したソリューションかどうかは、まず現在のシステムを客観的に評価してみましょう。例えば、現状で非効率な業務や限られたシステム機能、他の最新システムやツールとの統合やデータ連携ができない、不正確な情報の提供などの課題ははありますか?もしこれらの課題えがある場合は、ERPソリューションがあなたの企業の成長と成功をサポートするために最適な解決策になるかもしれません。 現行のシステムでは、必要な機能をサポートできずプロセスが非効率であったり、それにより他のシステムとの連携ができなかったり、正確な情報を提供できていないなどの場合には、Microsoft Dynamics 365 のように、企業の多様なニーズに対応する柔軟な機能と特徴を提供する ERP システムへのアップグレードを考慮すべき時期にきていると言えます。 ERPソリューションの選択 適切なERPシステムとは、企業のニーズをサポートし、ビジネスとともに成長する拡張性を備えたシステムです。日々変化するビジネス環境において、自動化、統合、そして統合的なERPソリューションが提供する利点を活用することは、もはや単なるオプションではなく、必要不可欠なものです。様々な業種の企業が、ERPシステムがもたらす業務の効率化やデータに基づく意思決定の強化を高く評価しています。ERPの利点は持続可能な成長と市場での競争力強化のための道を開くことができます。 世の中には何百、何千ものERPシステムがありますが、現在世界の3大ERPソリューションと言えば、Oracle、SAP、そしてMicrosoft Dynamicsになります。 この中で、カルソフトは、マイクロソフトのゴールド・パートナーとして幅広い業種に対応したDynamics ERPソリューションを提供しています。過去にはSAPのコンサルや導入サービスも提供していましたが、現在はMicrosoftのDynamics製品へ資源を集中することを通じて、長年アメリカのERPソフトウェア市場をリードしてきました。 次にMicrosoft Dynamics 365が提供するERPの機能についてですが、主に以下のようなモジュールツールが多くの企業で日々利用されています: Microsoft Dynamics 365 のような ERP ソリューションにに投資することで,それまでのシステムや業務の課題へ積極的に取組み限界、大きな改善と成長の可能性を得ることができます。企業はさまざまな部門、業務プロセス、データを、統一のプラットフォーム内でシームレスに統合する ERP は、十分な情報に基づいた意思決定、業務の最適化、進化する市場の需要への迅速な対応を可能にします。特にルーティンワークなどを自動化することで、従業員はこれまで以上に戦略的な業務や付加価値の高い企業活動に集中し、企業のきな発展を果たしていくことができます。 ソリューション – Calsoft Systems | ERP, Network, IT Services ERP導入ステップ ERPの世界では、ソフトウェアの機能だけでなく、導入自体の成功が更に重要です。プランニング、明確な目標や期待値の設定、開発、トレーニング、テストなどを充分に行うことが、スムーズな移行を確実に実施していくための不可欠なステップです。きちんと定義と管理された導入チェックリストに従い、当該システム経験や業界の知識の豊富なERPコンサルタントに依頼することで、ERPシステムのメリットを最大限に引き出し、企業内のシステム統合を成功させることができます。 ERP導入のための以下簡単なのチェックリストの項目を以下に整理します。 もっと読む:米国でのERP導入プロジェクト成功の秘訣–社内での協力体制 – Calsoft Systems | ERP, Network, IT Services […]

カルソフトシステムズ2023年マイクロソフトUSパートナー・オブ・ザ・イヤーのファイナリスト

Microsoft Partner of the year awards 2023

米国カリフォルニア州ロサンゼルス – 2023年6月28日 – カルソフトシステムズは、2023年マイクロソフトUSパートナー・オブ・ザ・イヤー賞のビジネスアプリケーション部門と、Dynamics 365サプライチェーン・マネジメントのファイナリストの2社に選出されました。マイクロソフトのテクノロジーをベースとした顧客ソリューションの革新と実装において卓越した実績を残したこと、マイクロソフトのトップパートナーの中から表彰されました。 “マイクロソフトがパートナー・オブ・ザ・イヤーの最終選考に残ったことは、カルソフトの全メンバーの真摯な努力の証であり、今後の成長の可能性を示すものです” ネム・バジュラ カルソフトシステムズCEO Nem Bajra, CEO Microsoft US Partner of the Year Awardsは、毎年優れたマイクロソフト・ベースのアプリケーション、サービス、デバイスを開発・提供したマイクロソフト・パートナーを表彰しています。賞は様々なカテゴリーに分類され、800を超えるノミネートから受賞者が選ばれました。今回カルソフトシステムズは、Dynamics 365サプライチェーンマネジメントのERPにおける優れたソリューションとサービスの提供した成果によって、最終選考に残った2社のうちの1社として表彰されました。 顧客顧客ソリューションを提供した優れたパートナーに贈られます。この賞の受賞者は、マイクロソフトの顧客に対して高品質なサービスを提供し、Microsoft Dynamics 365 Supply Chain ManagementおよびIntelligent Order Managementへの多く投資や実績が評価されます。また、既存の顧客ベースを維持・成長させながら、新規顧客の開拓に推進し、その分野のリーダーシップと、一貫した顧客の成功をサポートするパートナーとして評価されています。最後に、本アワードでは、オンプレミスの実績ではなくクラウド分野のビジネスで大きな進歩を遂げたパートナーを表彰しています。これには、顧客のオンプレミスからクラウドへのアップグレードや、競合ソリューションからDynamics 365への移行を成功させているパートナーも含まれます。 マイクロソフト米国グローバルパートナーソリューション担当コーポレートバイスプレジデントのニーナ・ハーディング氏は、次のように述べています。「カルソフト社含め、2023 年度マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー アワード皆様は、常に顧客にプラスの影響を与え、デジタルトランスフォーメーションを可能にする革新的な新しいソリューションとサービスを提供することで、マイクロソフト クラウドで何が可能かを最大限に示してくださいました。」 マイクロソフト・パートナー・オブ・ザ・イヤーは、毎年7月18日~19日に開催されるマイクロソフトのグローバル・パートナー・カンファレンス「マイクロソフト・インスパイア」の前に発表されます。 カルソフトでは、この他に過去に2度、Dynamics 365 Business Central(2020年)とAdvisory サービス(2021年)分野で、米国マイクロソフトの、パートナー オブ ザ イヤーを受賞しています。2023年アワードの詳細については、USパートナーコミュニティブログをご覧ください: Americas Partner Blog | Microsoft カルソフトシステムズは、革新的なITソリューションとサービスを提供するマイクロソフト・ゴールド・パートーナであり、企業のデジタルトランスフォーメーションの目標達成をサポートすることに特化しています。経験経験豊富な専門家チームと各業界に関する深い専門知識により、業界・顧客固有のニーズに合わせて最先端のテクノロジーを提供しています。 カルソフトについて カルソフトシステムズ 888-838-8422  info@calsoft.com 

Microsoft Dynamics ERPの進化: AXからD365へ

microsoft dynamics erp

Microsoft Dynamics ERPは、1998年にリリースされて創業以来、長い道のりを歩んできました。Microsoft Dynamicsは、企業がビジネスプロセスの効率化、業務の最適化を主目的にプラットフォームの先頭を走ってきました。長年にわたり、マイクロソフトは、ビジネス環境の変化する需要に対応するため、ERPを継続的に進化させてきました。マイクロソフトのERPは、何度もバージョンアップを繰り返し、その都度、最新技術の導入と機能性や操作性を向上させてきました。このブログでは、Axapta(AX)から現在のDynamics 365(D365)に至るまで、Microsoft Dynamics ERPのその歩みや進化について紹介します。ERPソリューションに対する企業の取り組み方に変革をもたらした主な利点や機能、他のDynamics ERPの歴史と併せて紹介していきます。 Axapta (AX)  Axaptaは、1998年にデンマークのDamgaard Dataという会社から発売されました。このソフトウェアは主に製造業や流通業向けに設計されたもので、その後2002年にマイクロソフト社に買収されました。この買収が、マイクロソフトのエンタープライズ(大企業)向けERP市場への進出の始まりとなりました。 Axaptaは、財務管理、サプライチェーン管理、生産管理などを中心に、ERPとして幅広い機能が評価されていた一方で複雑で導入が難しいという批判もありました。 Microsoft Dynamics AX(マイクロソフト ダイナミクスAX ) 2006年、マイクロソフトはAxaptaの新バージョン「Microsoft Dynamics AX」を発表しました。このソフトウェアは、使いやすく、また簡単に導入できるように設計し直されました。また、ビジネスインテリジェンス(BI)や高度な業務ワークフロー機能などの新機能も提供されました。 Microsoft Dynamics AXは、特に製造業、商社・卸売業、流通業などの中堅・大企業で広く採用されました。また、このソフトウェアは多言語で提供され、世界中の企業が利用できるようになりました。 その後、マイクロソフトはDynamics AXの機能を更に強化し、成長し続けていきました。特定の産業やビジネスニーズに対応するために、度々新しいモジュールが導入されました。これらのモジュールには、財務管理、サプライチェーン管理、人事、プロジェクト管理を大幅に強化する機能などが含まれます。 Microsoft Dynamics AXの1つの強みは、マイクロソフトOffice、SharePoint、SQL Serverといった他のMicrosoft製品とシームレスに連携できることです。この連携により、企業内の異なる部門内でスムーズなデータ共有や同時作業が可能になりました。 2011年、MicrosoftはDynamics AX 2012をリリースし、ソフトウェアに大きな改善をもたらしました。このバージョンでは、役割ごと(ロールベース)のユーザーインターフェイスが導入され、ユーザーが簡単に操作して自分用の画面や特定のタスクを効率的に実行できるようになりユーザーの業務効率を上げる役割を果たました。更に新バージョンでは、ビジネスインテリジェンス(BI)とレポート機能の更なる強化、サプライチェーン管理の改善、グローバル機能の拡張などの追加がもたらされました。 マイクロソフトは、Dynamics AXをリリースするたびに、よりソフト自体や業務の拡張性を高め、刻々と変化するビジネスニーズに適応することに力をいれてきました。Dynamics AXは、なまた様々にカスタマイズしやすいオプション設定や機能などでも知名度を上げ、企業が独自のニーズに合わせてシステムを最適に設定することができるようになりました。この柔軟性により、複雑なビジネスプロセスや特定業界の商慣習やルールを持つ企業にとって、Dynamics AXは人気のあるERPソフトとなっていきました。 Microsoft Dynamics NAV(マイクロソフトダイナミクスNAV ) Microsoft Dynamics NAVは、Microsoft Dynamicsに属するもう一つのERPソリューションです。中小企業向けに設計され、同様に、財務管理、サプライチェーン管理、プロジェクト管理などの機能を提供しています。 Microsoft Dynamics NAVは、2002年にマイクロソフトに買収されたデンマークのソフトウェア会社Navisionによって開発されました。その後、このソフトウェアはMicrosoft Dynamics NAVとして再発売され、中小企業にとって最も人気のあるERPソフトの選択肢であり続けています。 Microsoft Dynamics NAVが力を入れたのことは、ユーザーが使いやすいインターフェースと強力な機能で、特定のニーズにも合わせた総合的な力を持ったERPソリューションを求める企業から多くの支持を集めました。Dynamics NAVは、さまざまなモジュールとユーザーが自分で簡易カスタマイズが可能な機能を提供し、財務管理の強化、業務の効率化、生産性の最適化を実現させています。 Dynamics […]

カルソフトの英国進出: 新しいオフィススペースで強固な基盤を築く

calsoft UK

カルソフトシステムズは2022年に英国にオフィスを設立しました。これにより英国市場のマイクロソフトDynamics ERPやCargowiseにおけるカルソフトのプレゼンスを強化し、グローバルレベルでERPの専門的なサービスを提供することを目的としています。 統合的なERPプラットフォームであるDynamics 365に焦点を当て、カルソフトは最先端のテクノロジーと業界の専門知識を英国内やヨーロッパの企業に提供することができる体制を既に整えています。Dynamics 365は、財務、販売・購買、在庫、製造、顧客サービス、オペレーションなど、ビジネスに不可欠な機能をカバーする幅広い統合アプリケーションを提供します。この強力なERPを活用することで、カルソフトは英国やヨーロッパに拠点を置く企業に対し様々な、夫々の業界のニーズに合わせた最新のソリューションを提供することができます。 英国の新しいオフィススペースは、カルソフトがこの地域でビジネス展開している企業、パートナー、顧客との緊密なコラボレーションを可能にします。ERP導入の豊富な成功事例と卓越した顧客サービスの経験を持つカルソフトシステムズは、英国やヨーロッパ企業のデジタル変革の旅をサポートします。 カルソフトの英国への進出は、ERPソリューションのグローバルリーダーになるという会社のビジョンによる一貫一貫戦略的な動きの1つです。カルソフトは、世界の主要な国際市場で強力な存在感の確立を目指していくことを約束します。 ERP導入やITサポートを拡大するために、カルソフトは英国市場の深い知識を持つローカルの人材からなる専門チームを設立しています。このチームは、世界中にいるカルソフトの既存のグローバル人材と緊密に連携していきます。多様性を持ったさまざまな背景を持つグローバルERPの専門家の知識を結集し最大限活用しています。 カルソフトはこの新しい船出にあたり、イノベーション、お客様中心の考えをモットーにするしていくことをお約束します。英国への進出は、カルソフトの成長軌道における重要なマイルストーンであり、ERPやテクノロジー分野におけるグローバルリーダーとしての地位を確固たるものにするとともに、DXやAI含めたデジタル変革を推進し、世界中の企業様に力を与えるよう最大限の努力することもお約束します。 もっと読む:Calsoft New Office Manchester UK

なぜExcelでは不十分なのか: ERPの替わりにはならない!スプレッドシートの限界

excel erp

ERP(エンタープラス・リソース・プランニング)になりうるものとしてExcelは長い間、最も人気のある選択肢の1つでした。ExcelはERPシステムではありません。包括的なERPソリューションを必要とする企業にとって、Excelが最適ではない理由はいくつもあります。 ERPとして使用できないExcelの限界 皆さんもビジネスで、Microsoft Excelをさまざまな業務や用途で利用したことがあると思います。Excelはデータ分析や数値計算のための定番ツールですが、それ以上のことができるのでしょうか?いいえ、ExcelでERPシステムを置き換えることは難しいでしょう。その理由として以下の6つがあげられます: 1. Excelでの共同作業 Excelを活用する場合、その主な用途は個人作業向けであり、共同作業向け(異なる部門との作業統合向け)ではありません。そのため、複数のユーザーで管理されるデータへのアクセスポイントを一本化し、権限のある人やない人などのがアクセス権限設定などに必要な管理をするがないのです。 複数のチームによる作業工程を必要とするプロジェクトやデータを管理する場合、リアルタイムに連携された機能を有するシステムはが不可欠です。Excelと比較して、ERPは複数部門との共同作業をより確実に効率的に管理する機能を備えています。ERPでは、異なる業務を可視化する統一型のプラットフォームを提供し、チームが自分たちのワークフローを最適化し、効率的に遂行及び完了させることができます。リアルタイムの更新、最適なタスクの割り当て、集約された文書管理の機能など により、ERPがスムーズな業務ワークフローを促進し、それを利用する人のコミュニケーションも改善し、チームが最適な業務ができるようにしてくれます。 Excelのデータセキュリティ 一般的な表計算ソフトであるExcelは、改ざんや違反に対して管理が脆弱なであるため、データセキュリティはExcelの大きな懸念事項となっています。そこで、重要なビジネスデータを安全に管理するためにも信頼性の高いERPシステムが必須となります。ERPは元々セキュリティを重視して設計されており、アクセス制御、追跡調査、その他の様々なセキュリティ対策により、機密性の高いデータを保護します。さらに、ERPではリアルタイムアップデートや適時データのバックアップがを提供され、事故や悪意ある行為によるデータの損失を防ぐ仕組みの構築ができます。手作業で更新やバックアップを行うExcelに比べ、ERPはより安全で信頼性の高いプラットフォームとして、企業が重要なデータを管理・保護することができます。 限定的なExcelのレポート機能 Excelはデータを管理・分析するための強力なツールですが、そのレポート機能にも限りがあります。つまり、統合的なレポートを作成するためには、ユーザーはその代替システムやアドオンツールに頼らざるを得ません。これは、情報に基づいた意思決定を行うために便利なカスタマイズのレポートを必要とする企業にとって、物足りなさが大きくなります。これに対して、ERPの最新レポートソリューションでは、カスタマイズ可能なレポートが豊富にあり、をそれを迅速かつ簡単にそれぞれの目的にあった伝票や帳票が作成可能です。さらに、ERPソリューションでは、ドラッグ&ドロップのインターフェースや、直感的な画面表示なの機能により、主要な指標やトレンドがよりわかりやすいレポートを簡単に作成することができます。 Excelでは他システムとの連携が難しい Excelはデータを管理するための強力なツールですが、その連携機能には限界があります。Excelと他のシステムとの統合は複雑で時間がかかるため、生産性や意思決定の妨げになることがあります。これは、部分的に業務を管理するために、さまざまなそれぞれの用途に合わせて様々なシステムに利用している企業にとっては、なお難しくなります。一方でERPは、異なるシステムを迅速かつ容易に接続できるように設計されています。このソリューションでは、データ連携のための様々なコネクターやツールがあらかじめ用意されており、業務の効率化やデータの統合が大変行い易くなります。開発の時間と人材の時間を節約するためにも、Excelとを他のシステムと連携を検討している企業には、ERPにような統合ソリューションも検討する価値があるかもしれません。 Excelでリアルタイムの情報 Excelはリアルタイムのデータ分析用に設計されていないため、ユーザーは静的なレポートや簡単なダッシュボードに制限されます。これは、情報に基づいた意思決定を行うために動的でリアルタイムの情報や分析洞察を必要とするビジネスにとって、大きな障害になる可能性があります。一方、最新のERPにも組み込まれているビジネスインテリジェンス(BI)ソリューションでは、インメモリ処理やデータストリーミングなどの先進技術を駆使して、リアルタイムのデータ分析機能を提供しています。これらのソリューションにより、企業は売上、収益性、顧客行動などの主要な指標をリアルタイムで把握することができ、競合他社と差別化することができます。 Excelの拡張性 Excelは、データ量が限られている中小企業には良いソフトウェアかもしれません。しかし、データ量が多くなりにつれ、すぐ限界の容量に近づくにつれてになり扱いづらくなってしまうことがあります。Excelが扱えるデータ量には限界があり、Excelを使いこなすと、パフォーマンスなどの問題に直面する可能性があります。数万行や数十万行の計算を含むような非常に大きなデータセットを扱うと、Excelは遅くなったり画面がかたまったりすることがあります。さらに、Excelには列数の制限があり、最新バージョンでは16,384列までしか設定できません。これは、さまざまな場面でデータを分析する必要がある企業にとって問題となります。 さらに、ビジネスの成長に伴い、よりデータ管理と分析機能の強化が必要になりますが、Excelでは対応しきれない部分が出てきてきもあります。ERPシステムは、財務、在庫管理、サプライチェーン管理、調達、プロジェクト管理、顧客関係管理、製造、その他のビジネスアプリケーションなどの機能とそれらに必要な標準レポートを提供し、変化するビジネスニーズに対応できるよう設計されています。ERPは、これらすべてのアプリケーションを管理するための統合的なプラットフォームであり、手作業を減らし、生産性や業務効率を大きく向上させます。また、コンプライアンス規制、品質管理、製品の追跡管理(トレーサビリティー)など、Excelでは管理が難しい業界特有のニーズや要件にも対応できるよう設計されています。 もっと読む:なぜ企業はExcelからERPに移行しているのか? (calsoft.com) まとめ 結論として、Microsoft Excelは大変便利なツールであることは変わりませんが、企業にとって必要なERPシステムの特徴や機能性は持ち合わせていません。Excelには、データ管理・分析ツールとしてはERPに比べてにえるようなその有効性や拡張性に制限があります。より業務を効率化し、データを活用するビジネスを目指す企業には、ERPシステムを推奨します。 Dynamics365 ERPは、企業が様々な業務や管理に必要とする多様な機能を提供しています。Dynamics365などのERPを導入することで、企業次のビジネスステージに進むための大きな足掛かりにすることができます。 もっと読む: 3 Factors that will Impact Your ERP selection  8 Tips to Use Dynamics 365 Business Central Correctly to Improve Productivity  Dynamics 365 […]

カテゴリー: ERP

エンタープライズ企業(大企業)がデジタルトランスフォーメーションのためにDynamics 365を選択する理由

dynamics 365 enterprise

エンタープライズ企業には、業務を管理するための統合的なソリューションが必ず必要です。マイクロソフトのDynamics 365は、クラウドベースの顧客関係管理(CRM)および企業資源計画(ERP)ソフトウェアで、あらゆる規模の企業にエンタープライズレベル(大企業)に対応してしてます。 Dynamics 365 とは? Dynamics 365は、企業が統一されたプラットフォームで業務を効率化するエンタープライズソフトウェアソリューションです。従来のERPとCRMの機能を1つのソリューションに統合し、財務、販売、顧客サービス、フィールドサービス、プロジェクト管理など、さまざまな機能を提供します。Dynamics 365はクラウドベースは、どこからでもアクセスできるため、複数の拠点を持つ企業やリモートワークにとても最適です。 Dynamics 365がエンタープライズ企業に最適な理由 広範囲に事業を展開する大企業にとって、Dynamics 365は以下のような数多くのメリットをもたらすことができます: 1. 拡張性 D365は、多くのデータを扱うことを想定したインフラを提供しており、エンタープライズ企業に最適な製品です。ビジネスの成長に合わせて、Dynamics 365はビジネスに支障をきたすことなくスケールアップすることが可能です。 2. 統合性 D365は、Office 365、Power BI、SharePointなど、他のMicrosoftツールとスムーズに統合されます。これにより、エンタープライズ企業は、複数の情報源からデータにアクセスし、一箇所で表示することが容易になります。 3. ビジネス・インテリジェンス D365には、Power BIなどのビジネス・インテリジェンス・ツールが組み込まれており、エンタープライズ企業は、主要なパフォーマンス指標をリアルタイムで見るすることができます。これにより、企業は、業務を最適化するためのデータ主導の意思決定を容易に行うことができるようになります。 4. カスタマイズ D365は高度最適なカスタマイズが可能であるため、自社のニーズに合わせてソフトウェアをカスタマイズすることも可能です。この柔軟性により、企業はソフトウェアに合わせて業務プロセスを変更を最小限に、独自の業務に合わせてソフトウェアを適応させることができます。 5. コストパフォーマンス D365はクラウドERPであるため、企業は高価なインフラの維持に関連するコストを削減することができます。特に、複数の拠点を持つ企業にとっては、オンプレミスのソリューションの管理に伴う費用を回避できるため、高いコストパフォーマンスを発揮することができます。 Dynamics 365を利用しているエンタープライズ企業 Microsoft Dynamics 365を利用している有名な企業には、以下のような企業があります: このリストにある企業がすべてではなく、他にもDynamics 365を利用している企業は数多くあります。また、Dynamics 365はクラウドERPとして、中小企業から大企業まで、あらゆる規模の企業で利用されています。 もっと読む:ERPを活用した異業種の3つの事例 (calsoft.com) エンタープライズ企業に適したDynamics 365 ERPは? Dynamics 365は、大企業の特定のビジネスニーズに応じて、エンタープライズ企業に適したERPソリューションをいくつか提供しています。ここでは、エンタープライズ向けのDynamics 365 ERPの中から、いくつか機能別のシステムを紹介します: Dynamics 365 Finance: 総勘定元帳、買掛金・売掛金、現金・預金管理、予算管理、財務報告など、充実した財務管理機能を提供するERPソリューションです。また、通貨や税金の管理など、グローバルな財務運営を管理するための機能も備えています。 Dynamics 365 Supply […]

製造プロセスを最適化するための7つの重要なガイドライン

optimizing manufacturing process

製造プロセスの最適化は、資源の有効活用、廃棄物の削減、高品質な製品をタイムリーに提供するために極めて重要です。技術の進歩や自動化により、プロセスの最適化はかつてないほど身近で実現なしやすいものとなっています。サプライチェーン・マネジメントから生産、流通に至るまで、製造プロセスに全面的にアプローチすることで、業務を効率化し、ミスの発生を最小化することができます。製造プロセスを最適化するためには、非効率な部分を特定し、新しい技術を導入する必要があります。このブログ記事では、製造の最適化プロセスに役立つガイドラインをご紹介します。 目的・目標の明確化 製造プロセスを最適化することで、何を実現したいのか。効率を上げたいのか、コストを下げたいのか、品質を上げたいのか。このように目的や目標が定まれば、プロセスの中で改善が必要な領域を特定しやすくなります。 プロセスの分析 製造プロセスを改善するためには、まず、現在の製造プロセスをよく把握する必要があります。そこで、現在の製造工程を最初から最後まで理解し、製造工程における主要なステップを特定することに時間をかけます。各工程の有効性を検証し、不要な工程がないか、工程を組み合わせることで生産時間を短縮できるかなどを判断していきます。 リーン生産方式の採用 無駄を省き、効率を高め、製造工程を最適化するために、リーン生産技術(カンバン生産方式とも言える)を導入する。これには、5S (Sort, Straighten, Shine, Standardize, and Sustain)、改善(KAIZEN)、バリューストリームマッピング (VSM)、ジャストインタイム生産(JIT)などの技法が含まれます。 4. 自動化の利用 製造工程を自動化によって改善できるかどうかを判断する。自動化は、効率を上げ、エラーを減らし、コストを下げることができます。製造業者が検討できる自動化の具体的な解決策の1つとして、企業資源計画(ERP)ソフトウェア積極的な活用があります。ERPのにおける自動化は、在庫管理、注文処理、生産計画など、業務や製造プロセスのさまざまな部分を1つの統合システムに組み込むすることができます。製造業向けERPでは、リアルタイムのデータ共有が可能で、エラーや遅延の可能性を低減することができます。さらに、ERPにおける自動化は、ボトルネックやコスト削減が可能な領域を特定するなど、製造プロセスに関する問題の原因やその他貴重な情報を提供することも可能です。 パフォーマンス管理 生産サイクルタイム、不良率、機械稼働率などのパフォーマンス指標を監視する。このデータを使って、改善すべき領域を特定し、進捗状況を追跡します。例えば、生産サイクルタイムを監視することで、メーカー(製造会社)は生産プロセスにおける潜在的なボトルネックを特定することができ、不良率の工程やその前後を追跡調査することで品質管理の問題を突き止めやすくなります。同様に、データを主体に機械の稼働率を監視することで、機械その使用状況を最適化し、全体的な生産性を向上させることができます。パフォーマンス指標を継続的に監視することで、製造製造業者会社は時間の経過とともに進捗状況を適時把握し、改善した部分とさらなる最適化が必要な部分を特定することができます。 従業員のトレーニング 機械・機器を効率的に操作し、問題を効果的にトラブルシューティングし、プロセスを改善するために、従業員を育成する。新しいアイデアや価値を生み出すために、最適化プロセスへの改善作業に従業員の参加を促しましょう。 継続的な改善と段階的な改善の実施 フィードバックの仕組みを導入することで、製造プロセスを継続的に改善することができます。フィードバックループによって、従業員、顧客、関係者から意見を集め、改善の可能性がある領域を特定し、データに基づいた意思決定を行いやすくなります。フィードバックを集めることで、繰り返し発生する問題を特定し、進捗状況を確認し、得られた情報に基づいて意思決定しやすくなります。 プロセスを最適化するために、変更したり、新しいアプローチを試したりすることを恐れないでください。改善の可能性を特定したら、一度にすべてを実施するのではなく、少しずつ実施することが重要です。一度に多くの変更を行うと、それに圧倒され、さらなる問題を引き起こす可能性があります。その代わり、一度に1つずつ変更を行い、その結果を観察してから次の変更に移ることに重点を置いてみましょう。 もっと読む:Dynamics 365 Manufacturingが実現する業務効率化とは? (calsoft.com) まとめ 製造プロセスの最適化は、効率化コスト削減、生産性の向上に不可欠です。この記事で紹介した内容を1つのガイドラインにすることで、改善すべき領域を特定し、業務効率化の改善を実践することができます。最適化された製造工程は、製品を迅速かつ安定した品質で提供することで、顧客満足度を向上させることができます。パフォーマンス指標を継続的に監視し、フィードバックを収集することで、繰り返し発生する問題を特定し、データに基づく意思決定を行うことをお勧めします。 製造プロセスの最適化に向けて次のステップに進む準備ができたなら、今すぐ弊社にご連絡ください。当社の製造ERP専門家チームは、お客様の固有のニーズに合わせてマイクロソフトのERPやその他カスタマイズした製造業向けERPを提供し、最適化の目標を確実に達成することが可能です。お客様の製造プロセスを次のレベルにステップアップするために、一緒に取り組みましょう!

Dynamics 365のメリット: マイクロソフトのERPを導入する5つのポイント

business women talking about benefits of erp

企業は、さまざまな理由でエンタープラスリソースプランニングソリューション(ERP)を利用しています。ERPは、サプライチェーン、製造、サービス、財務、その他のプロセスを計画・管理するために使用されるシステムです。 様々な業種がERPシステムのメリットを活用しています。あなたのビジネスの大小にかかわらず、ERP導入する事によって得ることができるメリットをいくつか紹介します。 ビジネスにおけるERP導入のタイミングは? ERPシステムへのアップグレードすする要因はたくさんあります。まずここでは、中堅・中小企業がERPシステムを導入するタイミングを5つ紹介します: 成長期: 会社が成長中、成長した、または大きな成長が見込まれる 現在のソフトウェアによる非効率的なプロセス: 手作業のワークフローやスプレッドシート、不十分なレポートツール、分離したデータベースは生産性を低下させている 古くなったシステム: 古いソフトウェアはメンテナンスが必要なため、現実の問題解決に集中できないこと 部門間の連携が取れていない: ビジネス全体を順調に進めるためには、すべての部門が連携して全体が機能する必要がある もっと読む:ERP導入の準備ができている5つの兆候 – Calsoft Systems | ERP, Network, IT Services Microsoft Dynamics 365によるERPのメリット 最適なERPシステムを選択する前に、ERPのメリットを確認する必要があります。以下は、ERPのいくつかのメリットと、それらがどのようにあなたのビジネスニーズを改善することができるか紹介します。 1. 効率性の向上 Microsoft Dynamics 365 ERPは、チームが日々の活動を進めるために必要な時間と労力を削減することができます。適切に導入された場合、ERPソフトウェアは、多くの手動プロセスや ルーティン タスクを削減することができます。また、異なる部門からの作業工程を統合することで、よりスマートなワークフローを改善することができます。ERP、CRM、データ、Officeアプリケーションに個別にアクセスする代わりに、ユーザーは1つのプラットフォームで必要なものを見つけることができます。 2. ビジネスレポートの充実 Dynamics 365 ERP を導入することは、あらゆるプロセスに対して統一されたレポート システムを持つことが可能になります。Microsoft Dynamics 365 では、複数のスプレッドシートや電子メールに煩わされることなく、部門をまたいだ分析を行うことができるようになります。 3. データセキュリティ ERPシステムの最大のメリットのひとつは、データのセキュリティです。多くのデータが一箇所に保存されるため、データベースのセキュリティが万全であることが重要です。クラウドベースのERPシステムは、より高度なセキュリティを提供し、データの安全性を確認するために常にバックアップを提供します。 4. 長期的なITコストの低減 ERPソフトウェアは大規模な投資となりますが、ITコストを統合することで、組織のコスト削減に貢献することができます。異なるスタッフ、インフラ、ライセンスを必要とする複数のシステムに揃える代わりに、1つの単一のERPシステムを使用して、全体のコストを下げることができます。 5. 使いやすさ、カスタマイズのしやすさ Microsoft Dynamics 365は、クラウドでもオンプレミス環境でも利用できます。ERPソフトウェアを管理し、ビジネスニーズに合わせてカスタマイズすることも簡単です。Dynamics 365は、他のMicrosoft製品と統合されているため、アプリ間の連携がさらに効率的になります。ユーザーはOutlook、Webブラウザ、モバイルデバイスからDynamics […]

テクノロジーとビジネスの未来: Directions Conference 2023に参加して

Directions 2023

Microsoft Directions April 16-19, 2023  Microsoft Directions North America conferenceは、Microsoft Dynamics 365のパートナー、開発者、テクノロジーファン、ビジネスリーダーにとって非常に待ち望まれているイベントです。Microsoft Directionsはフロリダ州オーランドで4月の16日から19日まで開催されました。このカンファレンスは、ダイナミックで考えさせられるイベントであることが明らかとなり、参加者はDynamics 365ビジネスアプリケーションの将来について貴重な機会を得ることができます。 Dynamics 365 Finance and Operations、Dynamics 365 Customer Engagement、Power Platformなど、幅広いトピックに関する講演、パネルディスカッション、ワークショップが開催されました。参加者は、他のパートナーとの交流、最新トレンドや 最善の実践、Dynamics 365ビジネスアプリケーションに関するマイクロソフトのロードマップに関してする学ぶ事ができます。 今回のカンファレンスでは、Dynamics 365ビジネスアプリケーションとAzureやMicrosoft Teamsといった他のMicrosoftテクノロジーとの統合が主要テーマの1つでした。マイクロソフトは様々なテクノロジーの統合に多大な投資を行っており、カンファレンスではDynamics 365のパートナーがこれらの統合をどのように活用し、顧客により高い価値を提供できるかなどの話がありました。 クラウドベースのDynamics 365ビジネスアプリケーションへの移行は、カンファレンスの重要なテーマでしたが、その中でも最もホットなトピックは、Dynamics GPからDynamics 365 Business Centralへの移行のプロセスでした。クラウドベースのメリットを活用する企業が増える中、多くの企業がDynamics GPのような従来のオンプレミス型ソフトウェアから、Business Centralのようなクラウドベースの選択肢への移行を検討しています。このカンファレンスでは、このプロセスに関する貴重な情報を提供し、移行を成功させるための重要な検討事項や 最良の方法をプレゼンも行われました。 Dynamics365パートナーがDynamics 365ビジネスアプリケーションに人工知能(AI)や機械学習(ML)を組み込む方法を探求するための有益なセッションがいくつか用意され、AIはカンファレンスでも大いに議論されたテーマでした。 Directionsのカンファレンスで際立っていたのが、Dynamics 365におけるAIに関するセッションです。このセッションでは、ビジネスプロセスを強化し、顧客により良い結果をもたらすためにAIをどのように活用できるかに焦点が当てられていました。プレゼンターは、組織がAIを使用してタスクを自動化し、顧客対応を改善し、収益成長を促進している実例を紹介しました。このセッションは有益で魅力的なものであり、AIをDynamicsソリューションに導入するための実用的な見解とベストプラクティスを参加者に提供するものでした。 Directions 2023でのトラックセッション Directions Conference 2023のセッションは、テクノロジーとビジネスの未来に欠かせない様々なトピックを取り上げ、洞察力に富んだ有益な内容となっています。クラウドコンピューティング、人工知能、サイバーセキュリティなど、新たなテクノロジーに関する知識を深め、それらを活用することで成長を促進し、効率性を高める方法を学びました。また、ビジネス上の役割やニーズに合わせたセッション用意されており、参加者はそれぞれの興味に合わせ講演に参加し、実行可能な技術の理解を深めて、カルソフトに持ち帰ることができました。 Directions のネットワーキング Directionsカンファレンスで最も価値のあることの1つは、数多くのネットワーキングの機会が提供されていることです。基調講演やトラックセッションへの参加、円卓会議やワークショップへの参加など、参加者は業界の仲間や専門家とつながり、 知識を共有し、関係を構築する多くの機会を得ることができます。また、レセプション、ディナー、ミート&グリートなどのネットワーキングイベントも開催され、リラックスした雰囲気の中、プロフェッショナルな仲間たちと交流することができます。これらのイベントでは、意見交換、ビジネス上の課題についての議論、パートナーシップの可能性を模索することができ、コンファレンスの枠を超えたダイナミックで協力的なコミュニティが形成されます。このような貴重なネットワーキングの機会を得ることで、ディレクションは参加者のキャリアと組織に貢献する長期的な関係を築く手助けをします。 初めて参加した感想 カルソフトシステムズは、数年前からDirectionsカンファレンスに参加し、貴重なインサイトとネットワーキングが可能な機会を活用し、このイベントのサポーターとなっています。今回、マーケティングのプロフェッショナルとして、初めてこのイベントに参加しましたので、私の視点をお伝えしたいと思います。 初めてカンファレンスに参加するのは、少し気が重くなるものですが、自分の興味のある分野について学び、ネットワークを広げ、新しい知識と経験を得るエキサイティングな機会でもあります。初めて参加される方は、カンファレンスでのナビゲーションや時間を最大限に活用することに不安を感じるかもしれません。しかし、Directions Conferenceでは、地図やガイド、ネットワーキング・イベントなど、初参加の方がカンファレンスを最大限に活用できるよう、さまざまなサポートが提供されています。初日にはウェルカムセッションがあり、1日の終わりにはウェルカムエキスポが開催され、他の初参加の方と知り合う機会があります。 […]

Microsoft Dynamics 365とPIMの統合

microsoft dynamics 365 PIM

ERP(Enterprise Resource Planning)とPIM(Product Information Management)は、企業の経営管理をサポートする2つの強力なシステムです。統合することで、データの正確性を高め、コストを削減し、顧客満足度を向上させるソリューションを提供することができます。ここでは、PIMがビジネスにどのような利益をもたらすのか、そしてなぜERPシステムとPIMソリューションの統合が価値あるものとなるのかを詳しく見ていきます。 PIMとは? PIMとは、複数のチャネルにまたがる商品データを管理するためのソリューションです。Eコマースサイト、カタログ、印刷物など、複数のプラットフォームで正確な商品情報を迅速かつ容易に保存、管理、配布することができます。つまり、画像、説明文、価格情報など、商品に関連するすべてのデータを1つの場所に保存し、必要な人がアクセスできるようにするのです。これにより、製品に関連するさまざまな情報を管理することが容易になります。 PIMの仕組みは? PIMは、さまざまな情報源から必要な製品情報を収集し、それを一箇所に集中させる仕組みです。キーワードやタグを使って、特定の商品やカテゴリーを検索することができます。また、画像や説明文、価格情報、カスタマーレビューなど、各商品の詳細な概要を見ることができます。これらのデータを一箇所に集めれば、ウェブサイト、モバイルアプリ、カタログ、印刷物など、必要なチャネルに迅速かつ簡単に連携することができます。 このような仕組みによって、お客さまにも正確な製品情報を提供することができます。 PIMを利用するメリット PIMソリューションの使用は、製品データを手作業で管理・配布するよりも多くの利点があります。まず、必要な情報がさまざまな情報源に散らず、1つの場所に保存されているため、時間の節約になります。次に、すべてのデータが一括管理されているため、人為的な見落としや手入力によるミスの可能性が低くなります。そして、最も重要なことは、オンラインでも店頭でも、お客様が常に正確な製品情報にアクセスできるようにすることです。これにより、顧客との信頼関係を構築し、同時に売上高を増加させることができます。 ERPとPIMを統合する理由 ERPとPIMを統合することで、企業全体の商品データ管理を効率化することができます。これにより、製品情報の可視性が向上し、顧客に最適なサービスを提供するための意思決定を、より多くの情報に基づき行うことができるようになります。統合されたシステムにより、商品データの収集、保存、分析、配布をこれまで以上に効率的に行うことができます。 ERPとPIMを統合することで、業務効率が上がるだけでなく、商品情報の管理に関わるコストを削減することができます。受注処理、在庫管理、価格更新、製品発売などのプロセスを自動化することで、諸経費を節約することができます。 ERPとPIMを統合したソリューションは、異なる部門のチーム間でより効果的なコラボレーションを可能にします。すべての人が同じソースの正確なデータにアクセスできることで、人材の配置や新製品・サービスの立ち上げに関する意思決定を行う際に、すべての関係者が同じ情報にアクセスできるようになります。これにより、すべてのチームが共通の目標に向かって協力し、不必要な遅延やコミュニケーションミスを防ぐことができます。 Microsoft Dynamics 365とPIMを連携させるには Microsoft Dynamics 365 と PIM システムの統合は、業務の効率化と全体的なパフォーマンスの向上に大きな役割を果たします。まず、自社のニーズに最も適した PIM システムを特定し、それが Microsoft Dynamics 365 と互換性があるかどうか確認する必要があります。その上で、両システム間の製品データフィールドの連携を行い、統合プロセスを開始します。次に、同期プロセスを設定することで、2つのシステム間でデータが確実に流れ、両システムの情報が常に最新かつ正確であることを確認します。最後に、データが両システム間で効果的に運用かつ一貫して管理されるよう、データガバナンスプロセスを確立し、ワークフローを最適化し、全体的な生産性を向上させる必要があります。 Microsoft Dynamics 365とPIMソリューションをスムーズに統合するためのステップのまとめ: PIM導入の成功のためにプロのサポートを活用 PIMシステムの導入には、すべての管理項目で正確かつ一貫性がなければならない膨大な量のデータが必要です。重要な情報を見逃さないためには、各情報源と管理項目をPIMシステムに正しく接続することが重要です。さらに、eコマースで使用される他のテクノロジーと同様に、すべてのPIMシステムがすべてのビジネスに完璧に適合するわけではありません。 これらの解決策の1つとして、DynamicWebは、Microsoft Dynamics 365とスムーズに統合するために特別に設計されたPIMシステムを提供しています。製品データを集中的に管理し、すべてのチャネルで正確性と一貫性を確保するための最適化されたソリューションを企業に提供します。自動データ連携、リアルタイムデータ同期、データ管理ツールなどの高度な機能により、ワークフローを最適化し、全体的な効率性を高めることができます。 カルソフトシステムズは、テクノロジーコンサルティングの分野で信頼されている企業であり、革新的なソリューションとサービスをあらゆる業界の企業に提供しています。DynamicWebのPIM導入におけるMicrosoft Dynamicsのパートナーとして、カルソフトシステムズは豊富な専門知識と経験を提供します。 PIMがビジネスに提供できるメリットを生かす準備はできていますか?PIMシステムとMicrosoft Dynamics 365の統合をどのようにサポートできるか、今すぐ弊社にお問い合わせください。当社のチームとパートナーは経験豊富な専門家であり、製品データ管理プロセスを合理化し、全体的な生産性を向上させるサポートをします。